2024年夏の甲子園で、京都国際高校が注目を集めています。
試合後に歌われる校歌が韓国語で、SNSでも話題になっていました。
京都国際高校の韓国人の割合はどのくらいなのでしょうか？
校歌が韓国語の理由についてもまとめました。
京都国際高校の校歌が韓国語！ネットの声は？
京都国際高校の校歌が韓国語ということに対して、ネットでは様々な意見が上がっています。
京都国際高校の校歌が韓国語だとか日本海を変更してるとかいろいろ言われてんね。
引用元：https://x.com/ongakugasuki4/status/1374576817437241348
個人的には高校野球と切り離して考えてほしいよね。それはそれ、これはこれ。
何はどうであれば選手たちには関係ないよ。みんな頑張ってんだからさ。
応援するかしないか好きか嫌いかには特に言及しないけど、ここってどういう高校なんだろうとか、生徒はやはり韓国関係なのかなとか、野球部の子達もそうなのか、それとも関係なくてスカウトで野球できる日本人学生の集まりなのかとか、結構気になってる。
引用元：https://x.com/BachelorPiyo3/status/1824710942950920220
その一方、「聞きたくない」「校歌を見直しては？」「納得できない」などという意見も見られます。
京都国際高校の生徒は、韓国の人が多いのでしょうか？
校歌が韓国語なのはなぜなのでしょうか？
【京都国際高校】韓国人の割合は？
京都国際高校は1947年に開校し、もともとは在日朝鮮人向けの民族学校でした。
そのため、校歌は当時から韓国語だったと思われます。
2003年にいわゆる普通の学校として認可を受けており、現在は学校教育法に定められた規定をクリアした正式な日本の高校です。
認可を受けた翌2004年に再スタートを切った京都国際高校は、日本人も入学できる学校となりました。
韓国の生徒が多いイメージですが、2021年3月時点では全校約130名のうち日本人が93名、在日韓国人が37名ということで、韓国人生徒の割合は約3割ほどでした。
日本人生徒のほうが圧倒的に多いんですね。
また、京都国際高校の男子生徒のうち90%以上が野球部員だということです！
甲子園には、ほぼすべての男子生徒が総出で出場しているということになります。
京都国際高校に入学してくる男子生徒は、野球部が目当てなのかもしれませんね。
【京都国際高校】校歌が韓国語の理由はなぜ？
京都国際高校の校歌が韓国語なのは、次のような理由によると考えられています。
- 学校の歴史
- 国際人としての教育に力を入れている
- 韓国でも認められている学校
学校の歴史
京都国際高校はもともと在日韓国人向けの学校だったので、今でも校歌が韓国語で歌われていると思われます。
現在は正式な日本の高校として生徒の割合も日本人が多いのですが、校歌を変えずに歌っているということは学校の歴史を大切に考えているということの現れだと考えられます。
国際人としての教育に力を入れている
京都国際高校は、国際社会で活躍できる国際人としての育成に力を入れている学校でもあります。
外国語では、日本語、英語、韓国語の習得に積極的に取り組んでいます。
そのため、校歌も韓国語で歌うことが継承されているんですね。
韓国でも認められている学校
京都国際高校は韓国でも認められている学校で、卒業すると韓国の高校を卒業したのと同等の資格が得られるそうです。
日本の大学だけでなく、韓国の大学を受験することもできるようになるんですね。
そういった背景から、校歌が今でも韓国語で歌い継がれているのではないかということでした。
まとめ
【京都国際高校】韓国人の割合は？校歌が韓国語の理由はなぜ？と題してお届けしました。
京都国際高校の韓国の生徒の割合は約3割で、今では圧倒的に日本人の生徒のほうが多い学校となっていました。
校歌が韓国語で歌われている理由は、その昔民族学校だった歴史を大切にしていることや、韓国でも認められている学校だからという背景からのようです。
国際人としての教育にも力を入れている京都国際高校は、野球も強かったんですね！
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